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2019.09.25

ちば醤油株式会社へ見学に行ってきました

亀屋のあんぱん抽選会開催

2019年10月1日(火)から秋の定番和菓子「初穂餅」が販売スタートします。

令和の”初物”初穂餅には千葉県産の名品「下総醤油」がみたらしダレに使用されています。
深く上品な味のみたらしダレは新米で作られた餅の風味をより一層引き立てます。

そこで「下総醤油」の魅力をもっと知りたいと思い、製造しているちば醤油株式会社様へ行き工場見学をさせていただきました!
千葉県香取市にある「ちば醤油」は嘉永七年(1854年)に創業した醤油メーカーです。醤油の香りに誘われながら敷地内に入ると、過去に醤油作りに使用していたとても大きな木桶が置いてあります。その大きさは直径約3メートルで、容積は約8,000リットルあるそうです!

さっそく醤油の製造工程を案内していただきました。
下総醤油はまず大豆を蒸し、小麦を炒って粉砕し麹菌と合わせて約2日間、温度と湿度を管理しながらじっくりと麹を作り上げます。麹菌はそれぞれの醤油メーカーで違い、この麹が醤油の味の決め手だそうです。
出来上がった麹に塩水を合わせ、もろみにした物を創業当時から使われる木桶で発酵・熟成を進めます。

亀屋のあんぱん抽選会開催
なんと今回は特別に蔵の中と木桶の上部を見学させていただきました!
薄暗い蔵の中には大きな木桶が約20個ほど並んでいました。ホーロータンク、樹脂タンクで作る醤油は機械で温度や湿度の管理、撹拌(かくはん)などを行いますが木桶で作る下総醤油はすべて人の手で撹拌を行い、温度の管理なども四季の温度による変化がある中で作るので、醤油が出来上がるまでに1年から1年半以上かかることもあります。
また、木桶内や蔵の中には多数の微生物がいて、この微生物たちも下総醤油の醸造に欠かせないとの事でした。
国産の厳選された原材料と、150年以上この木桶に棲みついた微生物たちの力を借りて下総醤油はゆっくり、ゆっくり熟成していきます。そして出来上がったもろみを人の手で丁寧に布に包み、圧搾機で2日間かけ醤油を搾りだします。
微生物の力と製造者さんたちの手で大事に作り出された下総醤油を使って亀屋万年堂の初穂餅が出来上がります。
亀屋のあんぱん抽選会開催
千葉県産の新米「ふさおとめ」と千葉県産の醤油「下総醤油」同じ土地で育ち作られた物は相性が良いと言われております。
千葉県が生んだ新米と醤油のマリア―ジュをお楽しみください。

初穂餅
販売期間:2019年10月1日~2019年12月15日
販売価格:おひとつ 140円(税込)

ちば醤油株式会社
https://www.chibashoyu.com/

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